今日は秋田県全25市町村の、「ふるさと納税返礼金獲得額ランキング2018」を作成しました。
秋田県全体では去年より約5.5億円多い、約28億円を集めましたが、各市町村単位ではどのような結果だったのでしょうか?
以下ランキングです。
「ふるさと納税」の仕組みについては下の記事を参考にしてください。
今年分は12月が締め切りですのでお早めに!
市町村のマークや人気返礼品をクリックで、ふるさと納税サイトに飛べます!
お好きな順にお読み下さい




男鹿市は2018年は6083万円を集めて11位にランクインしていましたが、2019年は8月末の時点で1億円を突破し、最終は2億円に迫る勢いとなっています!
去年のデータで比較してみると、一気に4位へジャンプアップする金額です。
昨年12月にナマハゲがユネスコ無形文化遺産に登録されるなど、話題を集めたことが影響したとみられています。
男鹿市はズワイガニやギバサ、米などが人気となっています。

三種町といえばやはり「八竜メロン」が人気です。
発送は夏になってしまうようなので、待ちきれない方は 「A5ランク秋田錦牛サーロインステーキ」や「コメ」などもおすすめです!

鹿角市は今ちょうど時期の「りんご」、「りんごジュース」がおすすめです!

由利本荘市は「秋田由利牛ローストビーフ」や「フランス鴨鍋セット」が美味しそう・・・
1億円の大台突破が射程圏内の大仙市。
大仙市では返礼品として「大曲の花火桟敷席」などの豪華返礼品が用意されています。下の記事をチェックしてみてください。
秋田市が5位にランクイン。県庁所在地であることを考えると、意外と少ないように思えます。
秋田市は、ふるさと納税獲得金1.2億円に対して、ふるさと納税流出金は2億円と、秋田県内で唯一赤字の自治体となっています。
人口が多いことも一因ですが、対策を考えていかなければなりません。

返礼品のメニューを拡充し、ふるさと納税ポータルサイトの登録を増やしたことで、4位にランクインした仙北市。
桜まつりでふるさと納税をPRしたほか、田沢湖畔でのカヤックツアーや、レンタル着物での武家屋敷通り散策、わらび座俳優との記念撮影付きチケットなど仙北市特有の返礼品を用意したことが奏功しました。
今年は9月末時点で2億円を突破し、ベスト3入り、3億円も狙える位置となっています。
予約困難な「乳頭温泉郷鶴の湯ペアチケット」や「田沢湖ビール」などもおすすめです。

「クラウドファンディング型ふるさと納税」を導入して、市内若手農家の起業支援をしたところ、80人から500万円以上を集めるなど、「ふるさと納税」において先進的な取り組みをしている湯沢市が3位にランクイン。
秋田を代表する「稲庭うどん」を筆頭に、魅力的な返礼品が並んでいます。

3位にダブルスコア差を付け、7億円以上集めた横手市が2位にランクイン!
しかし、昨年度は返礼品の割合を40%程度に設定するなど少し加熱気味。
総務省から注意を受けて返礼品の割合を25%程度にしたこともあり、今年は昨年の金額に達することは難しそうです。
とはいえ返礼品は魅力的なものが多く、今年も上位に食い込んできそうです。

昨年比2億円アップの8億円に迫る返戻金を集めた大館市が堂々の1位獲得!
これで大館市は秋田県において6年連続の1位に!
ザギトワ選手に贈られた秋田犬「マサル」など、秋田犬関連で話題を集めた大館市は、2018年も絶好調でした。
大館市の人口は約7万人のため、大館市民は2018年、単純に考えると一人当たり1万円以上も貰えた計算になります。
明暗がくっきりと分かれる結果に


上位には積極的にふるさと納税サイトに登録し、力を入れている自治体が並ぶ結果に。
最下位の井川町と1位の大館市とでは、実に400倍もの差がついてしまいました。
行き過ぎた返礼品の用意などは、趣旨に反するため望ましいものではありません。
しかし、税収と市民の生活に大きな影響がある以上
- 魅力的な返礼品の用意
- 市町村による積極的なふるさと納税PR
は必要不可欠であるように思います。
今日も読んでいただきありがとうございました。SNSで拡散していただけると大変力になります!ぜひ!よろしくお願いいたします!