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秋田の順位が上昇!都道府県魅力度ランキング2020考察と問題点

毎年発表されている都道府県の魅力度ランキング。2020年も発表されましたので秋田県の結果とその考察・問題点について徹底検証しました。

 

「地域ブランド調査2020」魅力度ランキングとは?

ブランド総合研究所が毎年10月に行なっている「地域ブランド調査2020」

このランキングは、47都道府県と国内1000の市区町村を対象に、認知度や魅力度、イメージ、情報接触度など全84項目を調査するもので、2006年からスタートし今年で15回目。全国の消費者30,000人から回答を得ました。

「自治体の通信簿」とも呼ばれるこの調査をもとに、市町村や県など各自治体はこれまでの施策を検証し予算編成に反映させます。

秋田県は一体何位にランクインしたのでしょうか?

 

【速報】2020年の秋田県は去年より1つ順位を上げて20位にランクイン!

ブランド総合研究所が発表する都道府県魅力度ランキングにおいて、秋田県は順位を1つ伸ばし20位にランクインしました!

ブランド総合研究所

 

秋田県は2020年20位にランクイン!

上位陣はほぼ入れ替わりがなく、例年と同じような結果となりました。
14位〜20位までは点数の差が少なく、観光PR次第によっては秋田県も更に魅力度ランキングを伸ばしていくことができそうです。

次の項目からは”秋田県の魅力度”の課題と問題点について書きました。

↓秋田の魅力的な温泉も紹介しています!

秋田県の魅力度ランキング2019順位は21位!

ブランド総合研究所より

  

2019年の秋田県は昨年より3つ順位を上げて21位でした。

21位という順位ですが、上位の県を見ると観光地や風景がパッと頭に浮かぶので、この順位は妥当と感じました。

大都市とその周辺や魅力的な観光地が多い中で秋田のこの順位はむしろ善戦しているように思えます。秋田県は十分な底力を持っていると言って良いのではないでしょうか。

大都市・地方中枢都市を除くと、上には17位熊本、19位鹿児島、20位青森しかありません。秋田県の魅力度は高い水準にあると感じます。

  

  

魅力度ランキング2019都道府県全体の傾向

「魅力度ランキング2019」で明らかになったことは、全市町村の魅力度点数が上昇傾向にあるということでした。

2015年に地方創生が本格化して以来、調査に参加している1,000の市区町村の平均点は6.6点でしたが、2019年の今年は9.0点と36%もアップしています。

つまり、どの自治体も魅力度の上昇に力を入れており、それが結果として表れているということになります。

これが意味することは、他県と同じような努力ではいけないということです。

日本の各自治体全体の魅力度が底上げされた結果、旅行をする観光客の総数が増えるということは良いことです。

しかしさらに観光客数を伸ばして秋田県の経済を活性化させるためには、全国各自治体と同程度の努力ではいけません。

地理的不利もある秋田県は、他県よりも2段階3段階上の努力が必要になってきます。

 

 

秋田県の市町村は魅力度ランキング上位100位にランクインなし

今回の調査で、魅力度ランキング上位100位にランクインした秋田の市町村は一つもありませんでした。

県としては21位にランクインしているにも関わらずです。

秋田県出身の私は

  • 男鹿のゴジラ岩と夕日の風景
  • 角館の武家屋敷と桜並木
  • 田沢湖の湖水とたつこ姫

と言った景色が目に浮かんできますが、他県の方は必ずしもそうではないのかもしれません。
ぼんやりとした田園風景、きりたんぽ、なまはげといった印象のみしかなく、具体的な秋田の市町村が浮かんでいない可能性があります。

ここに、秋田県の大きな問題があるように思います。

なぜなら、具体的な行きたい場所のイメージに基づく「市区町村のランキング」の方が県の魅力度実態を反映している可能性があるからです。

テレビ番組やその風潮からなんとなく茨城県は「茨城は何もねぇ」群馬県は「グンマー王国」などネガティブ=魅力度が低いというイメージもあり、必ずしも「都道府県魅力度ランキング」はその実態を反映しているとは言えない部分があります。

その証拠に、市町村別魅力度ランキングでは43位の栃木県の日光市が市町村ランキングでは10位、同45位群馬県の草津町が同40位にランクインしています。

  

ブランド総合研究所2011調査より

 ちなみに少々古いデータではありますが、「各県の訪問率ランキング」では秋田県は47位と全国最下位です。
魅力度では21位にランクインしていますが、「実際に秋田に来た人」でみてみると、残念ながら最下位です。

  

秋田の人気の観光地である(角館・田沢湖・男鹿)などに具体的なイメージを持ってもらい、実際に全国の観光客の方に行きたいと思わせるような施策が今後求められてくるのではないでしょうか。

再三になりますが、

秋田県は地理的不利を覆すほどの頑張りが必要。もう2段階力を入れる必要があります。

 

今回は国内に目を向けた考察でしたが、次回は海外に目を向けた考察をしていきます。

(10/20 追記↓)

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