ショッキングなタイトルを付けてしまい、不快な思いをした方もいらしゃるかもしれません。申し訳ございませんでした。
しかし、秋田県の人口はそれだけ危機的な状態にあります。
お読みいただいた上で、危機的状況を広く拡散してもらえたら嬉しいです。
お好きな順にお読み下さい
秋田県の人口は20年後にはピークから半減の70万人に、40年後には40万人にまで激減。
これは秋田県のまとめたデータです。
秋田県の人口は1956年がピークで約140万人でしたが、現在は100万人を切っています。
そして今から20年後、令和20年の頃には、人口はピークから半減の約70万人になることが予測されています。
人口統計は子どもの数や合計特殊出生率、死亡率などから導き出されるため、世の中に数ある統計の中でも非常に確度が高いとされ、この未来は避けることが困難というのが現状です。
そして現状が続くと仮定すると、さらに20年後の令和40年には約40万人にまで激減。
これは現在の町田市(約43万人)や岐阜市(約40万人)、富山市(約41万人)などと同水準です。
全国6位の面積である秋田県の中に、地方都市ひとつ分の人口しか住んでいないという衝撃的な現実が、遠くない未来に迫ってきています。
秋田県の子どもの数は、既に危機的状況を超えている
秋田県の年少人口(0歳〜14歳)は、ピークの昭和25年をピークに、50万人から右肩下がりに減少。
現在は10万人を下回っており、約5分の1にまで急減しています。
身近な例を挙げると、私の生まれ育った町の小学校入学者は、私の世代からたった20年程度の期間で、約3分の1にまで減少しました。
皆さんの住まれている町でも同じような状況にあるのではないでしょうか?
子どもの数が恐ろしいほどの早さで減少しているという、目を背けたくなるような現実が秋田県にはあります。
秋田県による数々の施策も、効果は不明
県も黙って見ているのではなく、Aターンや移住促進の取り組みなど、数々の施策をしています。
「第3期ふるさと秋田元気創造プラン」では関連予算を含めて2000億円以上の費用を投じていますが、効果は限定的であるというのが現状です。
費用対効果の面も含めて、本当に人口減対策になっているのか、改善の余地はないのか、真剣に考えていかなければなりません。
人口減少率ワースト1位。魅力的な秋田県、住みたい秋田県であり続けるには?
人口減は秋田県だけの問題ではなく全国的な問題ではありますが、人口減少率ランキングワースト1位、全国1位は異常な状態です。
上位には関東圏や地方中枢都市が並んでいますが、その中でも異質なのが沖縄県です。
秋田県は、経済の中心地である東京をモデルとすることは難しいですが、沖縄は一つのモデルとして参考にすることができるのではないでしょうか?
方向の違いはあれど、東京から遠く離れている県である沖縄が、なぜ人口を増やすことができているのかを分析して取り入れることができれば、秋田県の人口減少の対策として有効かもしれません。
また、沖縄のように魅力度ランキング上位、行きたい旅行地ランキングに上位に入るなどのように、
「行きたい、住んでみたい」
と思ってもらえるように秋田県自体の魅力度を上げることも、これからは大切であると感じます。
アキタミライ運営者、来春起業します
アキタミライを設立の理由は、生まれ育った秋田を未来に残せるように、「秋田の人口を再び100万人にする」ことがあります。
ウェブサイトはそのための一つのツールです。
これから来春に向けて会社を設立し、秋田県の「経済・観光」の振興を通じて、秋田県の人口減少問題解決に貢献できるようなWebサービスを準備中です。
県や市の補助金、起業支援、FANAKITAやキャンプファイヤーなどのクラウドファンディングの力も借りながら、みなさんにも広く利用していだたけるよう取り組んでいきます。
20歳になった時、地元の成人式で代表挨拶をさせていただく機会がありましたが、その時話した「大恩ある秋田に恩返しできる人材になりたい」「挑戦と失敗を重ねながら成長していきたい」という思いは、今でも変わりません。
自分ができること、できないことを見極めながら、秋田のために頑張って行きたいと思います。
秋田県の人口減少問題について、貴方はどのように思いますか?
今日も読んでいただきありがとうございました。SNSで拡散していただけると大変力になります!ぜひ!よろしくお願いいたします!